50歳からの徒然セイ活

マジメだけがとりえです、凡妻の迷いごとと日々をつづります

性活にベビーオイルを使ってはいけない

考えすぎ、と言われました。


むむ、あーたね!


いいですか、ことのほか
この件に関しては
どんなに考えぬいても
考えすぎることはなーいっ!


というのもっ!


わたしの体内に入ってくるものだから。


炎症とか起こしたら
誰がドクターに行くんですか。


婦人科なんて、
必要に迫られて渋々出向くの。
あーたが、前立腺ガンの触診を
嫌がるのと同じ。


いいですか、潤滑ジェルにも
いろいろな種類があって、
わたしはウォーターベースを使うことに
決めたけれども。


ウォーターベースでは
「グリセリン」が使われることがあると。


グリセリンは、保湿剤や潤滑剤として
薬や化粧品で用いられるらしい。
しかしながら!
シュガーの副産物であるため
膣に入ったら菌が増えて
イーストインフェクション(膣炎?)
になることがある。


危険成分は他にもたくさんあるから
注意を払わずに潤滑剤を選んでしまうと
イーストインフェクションをはじめ
UTI(尿路感染症?)になってしまう
こともある。


特にUTIなんか、一度なったら
なりやすくなると言われ
悩んでいる女性がたくさんいる。


いいですか、まかり間違っても
ベビーオイルを性活の潤滑剤として
使おうなんて思わないでいただきたいっ!


コンドームが「壊れる」というか
役立たずになるだけではなく、
ヴァルヴァ(外陰部?)に
炎症を起こしてしまう。


膣に入ってしまうと
炎症する確率は倍増する
という数字もある。


シーツについたらシミになるし
そもそも落としにくい。
ごしごしこすったら
ますますヴァルヴァの炎症に
つながってしまう…


男性にとっては
「たかが潤滑ジェル」かもしれないけれど、
女性にとっては、十分に吟味したい
真剣な買い物なのだ!

濡活の頻度設定と必需品の準備

「僕が手伝いますっ」


濡活宣言をすると
ボランティアが現れました。


そこで、


・あくまで「トリートメント」であり
セックスひいてはメイキングラブではない
・わたしがストップをかけたらやめる
・「最後」までいくとは限らない
・爪は短く切る
・濡活前には手をよく洗う


条件を提示。
それでも濡活プロジェクトに
関わりたいというので
受諾することに。


ひとりでするつもりで
グッズを物色していたのだけれど
ま、いっか…


「ねえ、定期的ってどのくらいだろう
一年に一回でもいいのかな」


「だとしたら『定期的』ではなく
『年次』みたいな言葉を使うと思いますから
もっと頻繁かと」


「なら、一ヶ月に一回か」


「一週間に一回ぐらいかと」


「なあ、それって
個人的希望ではなかろうな?
なにニヤニヤしているのよっ」


「僕は毎日でもいいです」


「それはお断りいたします」


とりあえず、一週間に一度を目安に
行うことにした。


さてと、次は潤滑ジェルか。


濡れないままやっても痛いだけ、
潤滑ジェルは、濡活するわたしの友に
なるのであろー


でね、これまたわたし知らなかったのですが


潤滑ジェルによっては
コンドームが使えないものがあった!


そもそも潤滑ジェルは


・ウォーターベース
・オイルベース
・シリコンベース


の三種があるそうで。


わたしの調べた範囲では
オイルはコンドーム不可、
シリコンベースはコンドームOK
(でもグッズには使用不可)。


ウォーターベースはね、
基本コンドームもグッズもOK。
ただ、コンドーム自体に
素材が三種あるとかで、
ラテックスとポリイソプレンはOK
ポリウレタンは駄目
というものが多かったです。


スーパーに行ったついでに
買ってくればいいと
簡単に考えていたけれど


潤滑ジェルの世界も深かった!

決めた!「濡活」

生まれて50年ともなれば
賢者レベルにはなれなくても
それなりの知識はついているであろー


思っていました。
だてに半世紀生きていないわ、てね。


濡れなくなってしまったという
わたしにとっては大衝撃の発見をしてから
寝ずに調べて気付いたこと…


なんとまあ、知らなかったことだらけ!


旅ならぬブログの恥は書き捨てで
究極の例を挙げてみるならば。


わたしね、尿道口と陰核は同じだと思っていた…


というか、へ?外性器?内性器?
膣とクリと肛門だけではなかったんですか。
これを書くのにも
専門用語を再確認する始末。


半世紀も女性をやってきて
そんな基本的なことすら知らなかった
アホがいるんですかっ!


はい、わたしです…





そうとわかればもう
謙虚になって学習するのみ。


で、勉強していたらね、ある文章が目にとまる。


「定期的な性活動をすることで、
膣組織の健康を保つ助けになる」


ですと!


待て待て待て待て
膣の健康を保つために
セックスしろとでも?
それってさあ、
男目線の考えじゃないんすか
なんか面白くないなあー


と思ったんですよ。
だってこの国、銃乱射事件で
「男はインセルだった、付き合いを
拒否した女が悪い、女がヤラせていたら
男は狂わなかった」とか平気でほざく
政治家がいるくらいですから。
ミソジニーは根深い。


でもね、読み進んでいたら
この「定期的な性活動」は
パートナーとでもひとりでもいいんですって。


更年期に特化したサイトでも
大手の医療サイトでも書かれてあった。
ということはですよ、
定期的に性活をしていたら
乾きの予防にもなる??


濡れないからセックスレスになる、のと
濡れるけどレス生活を選ぶ、のでは
わたしのなかでは趣(おもむき)が
まったく異なった。


決めた!始めよう
濡れる身体に、わたしがなりたいから。
夫のためでも誰のためでもなく
自分のために、活動という名の「治療」をする。
再び濡れる身体を目指して!


題して「濡活」!